徳島大学ポスト LED フォトニクス研究所の水野孝彦元特任助教、安井武史教授らと宇都宮大学オプティクス教育研究センターの山本裕紹教授の研究グループは、デュアル光コムを光源に用いた蛍光顕微鏡を開発しました。
発表のポイント
?細胞内の様々な現象を明らかにする上で有用な蛍光寿命画像を、焦点の走査無く、一括して取得可能な手法を開発した。
?44,400個にも及ぶ「光のストップウォッチ」を2次元空間に並べて、蛍光寿命を同時測定することに成功した。
?イメージ内での同時計測性が常に担保されるので、生きた細胞の動態観察が必要なライフサイエンス研究への応用が期待される。
徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所HPに、デュアル光コム蛍光寿命顕微鏡の概念図?社会的意義などを掲載しています。
詳細は下記リンク先をご覧ください。
徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所HP
https://www.pled.tokushima-u.ac.jp/pressrelease-5/2250/
*本研究は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 ERATO「美濃島知的光シンセサイザプロジェクト(JPMJER1304)」、科学研究費助成事業(19H00871, 26246031)、 内閣府?地方大学?地域産業創生交付金事業[徳島県「次世代“光”創出?応用による産業振興?若者雇用創出計画(次世代ひかりトクシマ)」]、中谷医工計測技術振興財団(1802003)からの支援を受けて行われました。